遍歴
元々swagとしてもらった適当なバックパックを使っていた。
今まで買ったもの
PKG DURHAM OUTPOST
かばん屋さんで偶然見つけて便利そうだと思い購入。初めてカバンに1万円以上使った。 防水、PC収納、小物収納、etc、高級バックパックが提供する機能を大体初めて体験した。 人工皮革の質感が安っぽいなと思いつつ、全体的に不満なく使い続けた。 数年後、ジッパーが壊れて終了。今思えば、あまりスムーズなジッパーではなかったし1、バッグを肩からかけた状態で開閉すると一部にテンションがかかってしまう構造で問題があったと思う。 ここからバックパックを性能で選び始めた。
https://www.pkgshop.com/products/durham-outpost-backpack-recycled
Able Carry Daily Plus
元々存在を知らずにたまたまハンズで見つけて、試着した際の背負い心地の良さとデザインや素材(X-Pac、防水)に惹かれて購入。 いざ使ってみると、自分の普段の用途には小さい上に、PC収納がないのが意外と不便なことに気づいた。 荷物が少ないときには大変快適なので、そういうときにだけ使うサブバッグにしつつ、メインバッグを他に探すことにした。
https://ablecarry.jp/collections/backpacks/products/daily-plus
ALPAKA ELEMENTS TRAVEL BACKPACK X-PAC
- 池袋のバッグショップで、Able Carryみたいなバッグを探していると相談したら出てきた。
- カタログでは35Lだが実際はもう少しスリムに感じて、日常用でも問題ないと判断。
- Redditでも35Lは嘘だろと書かれていた。
- 収納が大きすぎ or 小さすぎで使いづらかった。たとえばモバイルバッテリーみたいなガジェットを入れるのにちょうど良い収納がほぼ無い。深くて奥まで行ってしまうか、薄くて入らないか。
- 内部にベルトが多用されていて、カラビナなどを付けるのに便利そうだが、自分はあまり使わなかった。
- ALPAKAはこういう製品も出していて、組み合わせてバックパックを拡張できるみたいな記事も読んだが、自分はそういうのには興味がない。日常の道具は変にモジュラー化すると使いづらくなると思う。一つのことをうまくやる製品が結局使いやすい。
- シティユースもいけるデザインでありつつ、機能的には結構アウトドアを見ている感じがした。腰ベルトを付けられたり、色々なストラップがついていたり。おそらく自分はこの製品のターゲットではなかった。
- 内装はオレンジで、暗いところで荷物が見やすいのは良かった。それにかっこいい。
https://www.alpakagear.jp/view/item/000000000036
Able Carry Max EDC X-Pac
- 自分の用途ではほぼ理想。上記ALPAKAにあった不満が全て解消。
- PC収納コンパートメント上部にある小物収納が秀逸。モバイルバッテリーやケーブル類を入れるのにちょうど良い。これのおかげで、PC関連を全部このコンパートメントにまとめられる。関連のあるものを近くに配置できるのは良い。また、モバイルバッテリーなど重くなりがちな荷物がここに集中して重心が高くなる。重心が高いと体感重量が減るらしい。
- 容量もちょうど良い。カタログで26L。
- デザインが良い。(下記City Pack Pro 2と違い)丸みを帯びたデザイン。またそのおかげで開閉の際にジッパーを一定の力で引き続けられて、引っかかりもない。
- 生地が良い。外装はX-Pacで防水、質感も良い。内部の収納は伸縮する柔らかい素材が適宜使ってあって、触り心地がいいし荷物の出し入れもしやすい。
- 上部ハンドルの設計が良い。持つための大きく柔らかいハンドルが重心の中央にあって持ちやすく、それとは別に壁掛け用の小さなループが背中面に沿ってついていて掛けた時に浮かない。
- しかし以下の不満が残った。
- 不満1:外部に露出したボトルホルダーがない。ボトルなどの筒状のものを入れる収納はサイドにあってジッパーで開閉する。自分は背負ったままでもボトルを出し入れしたいので、外部に露出したホルダーが欲しい。また収納が内部にあるため、ボトルを入れるとメインコンパートメントの容量を圧迫する。逆にいうとメインコンパートメントが満杯だとボトルが入らない。
- 不満2:自立しない。同メーカーのDaily Plusは自立したが、これは結構不安定。
- 不満3:ラゲージパススルーの向きが、スーツケースに通すときに横向きになる。そして横向き状態で荷物の出し入れがしづらい。
- 不満4:一部収納は自分には不要だった。
- 前面の斜めジッパーでアクセスするコンパートメント:公式はジムのシューズを入れたりとかを提案しているが、自分はそういうのは小さなバッグに入れてメインコンパートメントにまとめて入れてしまう。コンパートメントを分けると、仕切りが生む隙間だけ非効率になるし、単純に使い分けが面倒。
- ボトル収納とは逆サイドのシッパー収納:使い道がわからない。
- 不満5:重い。カタログで1.55kg。背負うと気にならないが、ハンドルでもつとずっしりくる。
https://ablecarry.jp/products/max-edc
Aer City Pack Pro 2 X-Pac
- Max EDCの不満を解消するために購入。外部ボトルホルダーあり、自立する、ラゲージパススルーの向きが縦。
- 素材は最軽量のUltraと迷ったが、X-Pacを選択。X-Pacモデルは内装がオレンジで、暗いところでより荷物が見やすい。デザイン的にも良い。
- しかしまた別の以下の不満が出た。これらはMax EDCではなかった。
- 不満1:容量が少ない。カタログで24L。それと合わせて、奥行きが狭い。スーパーの惣菜を入れると水平に入らず必ず傾くくらい。
- 不満2:形状が四角っぽいせいで、余計ビジネスっぽく見える。また、角の部分でジッパーを引く向きが急に変わるので、開け閉めがしづらい。
- 不満3:せっかくの上部収納が浅くてあまり入らない。
- 不満4:前面上部収納のチャックが片開き。両開きにしてほしい。
- 不満5:ボトルホルダーが狭くて入れづらい。
- ちなみに同時にAer Travel Pack 3 Miniも検討したが、以下の理由で見送っている。
- コンプレッションベルトが余計。
- ボトルホルダーはあるが、入り口が高すぎて背負ったまま出し入れできない。
- 上部ハンドルの取り付け位置が、背中面ではなく奥行きの中央にある。これだと壁のフックにかけたときに浮いてしまう&壁面鉛直方向にテンションがかかってしまう。
https://aerjapan.jp/products/detail/243
MNL CITY PACK
- ロフトで偶然見つけた。メーカーはなんとエレコム。
- 生地は3種類あるが、一番軽いコーデュラナイロンを購入。このバックパックではX-Pacが最軽量ではない。
- 質感に安っぽさを感じてしまったが、軽量化とのトレードオフや意図的に選ばれた素材と知ると納得。
- 外装のコーデュラナイロン:X-Pacに慣れていると若干安っぽさを感じてしまったが、慣れれば問題ない。軽さ重視。
- 背面や肩部分の内側の布:メッシュではなく、薄いクッション性、伸縮性のある布。ペラペラに感じてしまったが、服を傷つけないための意図的なデザインだそう2。
- これまで Max EDC と City Pack Pro 2 を試して、それぞれ長所と短所があったので、いいとこ取りを狙う。
- カバンを紹介しているYouTuberの方がデザインに関わっているらしい。その人のチャンネルを見たら
Max EDCもCity Pack Pro 2も扱っていたので、それらを含む大量のバッグの良し悪しを踏まえてデザインしているのだと思うと3期待できる。 - たとえば Max EDC で大変良かったPCコンパートメント上部の小物収納が、MNL CITY PACK にも実装されている。
- カバンを紹介しているYouTuberの方がデザインに関わっているらしい。その人のチャンネルを見たら
- 元々期待していた上記のいいとこ取りに加えて、以下の長所が気に入った。これらはMax EDC や City Pack Pro 2 にはなかった。
- ストラップ1本にアジャスターが2個ついていて、2段階の長さをスムーズに行き来できる。この機構は初めて見たがとても便利。
- PC収納コンパートメントがかなり下まで開く。
- 容量はカタログ的には21Lで小さめで、自分の用途には小さいと断じたDaily Plusと同程度。この点は不安だが運用してみて判断する。
- 自立性に問題がある。Max EDCと同程度。背面側の収納にPCを入れても倒れる。
https://www.elecom.co.jp/pickup/contents/00112/
試着したが買わなかったもの
WEXLEY 各種
- 全種把握していないが、ハンズ、ロフトで見たので、その辺に置いてありそうなモデルは一通り見たはず。以下の感想は全モデルに当てはまるものもあれば、一部のものもあるかも。
- 背中のパッドが、若干の凹凸がありつつのっぺりした一枚の板という感じ。通気しなさそうで避けた。(買って試していないので、実際のところは分からない)
- メインコンパートメントの開き方に不満があった。Max EDCのようにバカっと全開したい。
- 生地の質感が好みではなかった。テカテカビニール or 化学繊維感が強い。
ace. 各種
- WEXLEY同様、生地の質感が好みではなかった。また、デザインがビジネスバッグ的すぎて好みではない。
- デザインの不満をひっくり返すほどの機能面の魅力がなかった。
- どのモデルも上部ハンドルの取り付け位置が不満。背中面にピッタリつけないと、壁のフックにかけたときに浮いてしまう&壁面鉛直方向にテンションがかかってしまう。
INCASE
- メインコンパートメントの開き方に不満があった。Max EDCのようにバカっと全開したい。
見た目やスペックの段階で除外したもの
スポーツ、アウトドア系
- コールマン、グレゴリー、ノースフェイスなど
- シティユースにはデザインが不満。
- またこの方向性の製品はPCやガジェットの収納が貧弱になりがち。
カジュアル系
- マンハッタンポーテージ、吉田カバンの一部製品など。
- ブタ鼻、ベルト、ロゴなどのデザインは好みではない。
ビジネス系
- 四角すぎるもの、いかにもビジネスという質感の生地のもの。
レザー系
- 自分の好み、用途には合わない。
必要な機能
試着したり調べたり、たまに買ったりしながら、自分の理想のバックパックの条件がまとまってきた。以下にまとめる。
ユースケース
バックパックを使い分けたくない。自分の生活のあらゆるシーンを一つの製品でカバーしたい。
- 日常利用
- 買い物の時にとりあえず背負っていくバッグとして。
- 東京の電車移動で邪魔にならない。
- 仕事
- 別にオフィスに行くような仕事はしていないが、便宜的にこう書く。PCを持ち歩くような用途。
- スポーツ
- サッカー、フットサルに行く時はウェア一式とシューズ一足を持ち歩く。
- 上記の仕事的な用事と連続したら、PC等も入れつつ、スポーツの準備もする。
- 旅行
- 1泊くらいならバックパック一つで行きたい。
- 旅先の街歩き用→シティユースの収納、防犯
- 飛行機の機内持ち込み。機内に持ち込むガジェットや衣類の整理。
季節、天候も問わず一つのバッグを使いたい。
- 夏
- 蒸れない背面デザイン
- 飲料ボトル、タオルなどへのアクセス
- 梅雨、雨天
- 防水
登山などのアウトドア用途は求めてない。
要件
上記ユースケースのために必要な機能、性能、デザインなどを挙げる。
これらを全て満たす製品は見つかっていない。 一部はおそらく両立し得ない。
- 25L程度
- 防水
- 軽量
- ラップトップ収納
- PC収納コンパートメントの上部に浅い収納があると最高。バッテリーやケーブルなどが入る。例:Max EDC
- モバイルバッテリーやケーブル類を取り出しやすい。収納が深過ぎない。
- 壁フックにかけられる。かけた時に浮かない。
- 背負ったままアクセスできるボトル収納
- キャリーケースのハンドルを差し込めるベルト(ラゲッジパススルー)
- 差し込み時のバックパックの向きが上むきだとなお良い(横向きに差し込む製品もある)
- 自立する
- メインコンパートメントはそこそこの奥行き:スーパーの惣菜を水平に入れられる(奥行きが狭いと傾けて入れるしかない)
- YKKジッパー
- ジッパーにロックをつけられる
- シークレットポケット(旅行時にバックアップ財布やAirTagを入れる)
- メインコンパートメントは大きく開く
- サイドハンドル
- 内装が明るい→暗闇での内容物の視認性
- 四角くないデザイン。Able Carry Max EDCは理想
- 背負い心地(柔らかい肩ストラップなど)
- ジッパーのスムーズさ、特定箇所に負荷がかからない設計
- 過去、肩掛けしながらジッパーを開閉する際に、特定箇所に引っ張りが強くかかるようになっていて、そこが壊れたことがある
- 背中の蒸れなさ
不要なもの
- オーガナイザー(目的別に小さいポケットが大量についているようなやつ)
- 認知負荷に耐えられない
- 仕切りが増えると隙間ができて非効率
- 布やファスナーが増えて無駄
- バッテリー・充電ケーブル内蔵
- 自分で好きなモバイルバッテリーとケーブルを選んだ方が良い
- 障害点をバッグに埋め込みたくない
試せていないが気になっているもの
Evoon マルチビジネスリュックair2.0
https://www.evoon.store/products/multi-business-ruck-air2
- 自分が買ったモデルではYKK製ではなかったみたい。https://www.excite.co.jp/news/article/Ignite_618580/#goog_rewarded↩
- 普段着で服が傷つくなんて気にしたことはなかったが、スーツやニットが例として挙げられていて納得した。↩
- Max EDC、City Pack Pro 2の動画はあったが、投稿はMNL CITY PACKの発売後だった(それぞれ同メーカーの前作などに関する動画はMNL CITY PACKの前に出ていた)。↩